ビジョン「パブリック・コミュニティ・マインド再活」
中期ビジョン

スローガン

「夢きらり 思い繋がる 七夕のまち」

 

運動方針

・地域資源を活用するまちづくり 「七夕のまちひらつか」の実現

 

運動指針

・今を変える責任世代の育成と未来を創る次世代の育成 

・持続可能な地域の魅力溢れる「たから」の確立     

・地域に根ざした企業と地域住民とのつながり

・七夕まつりの原点「地域活性」を目的とした「湘南ひらつか七夕まつり」

 

はじめに…

現行ビジョン「パブリック・コミュニティ・マインド再活」は2008年、ビジョン策定会議にて審議され、2009年、平塚青年会議所50周年の節目に地域へ発表されました。このビジョンは、従来ビジョンの「海」から「人」へと視点を移すものであり、ある特定の場所や事業にとらわれることなく、真の住民自治社会を実現するという壮大な目標を掲げてスタートしました。しかし現行ビジョンのもとでは特定の何かを持たないことでフレキシブルに事業を展開出来る反面、住民自治社会という壮大な終着点に行き着くための中間点が見えづらく、運動を行っているメンバーにも現状の到達点が実感しづらい所がありました。フレキシブルに対応できるビジョンであるがゆえに、策定された2008年以降も各事業とビジョンとの関係性についてたびたび組織内部で意見が分かれ、またビジョンに基づく事業を展開しているものの、参加参画していただく地域住民の方に見据える先の未来が伝わらず、苦慮する場面もありました。

「青年会議所が何をやって、地域をどうしたいのか?」

我々の運動の理念を多くの方に理解して頂くために、ビジョン策定より5年が過ぎた今、我々が行うまちづくり運動と平塚青年会議所が描く理想のまちを、中期ビジョンとして提唱、これからの運動とマッチした形で提唱し、これからの運動の道筋を明確なものにします。

 

・地域資源を活用するまちづくり 「七夕のまちひらつか」の実現

現在のまちづくりは画一的なまちづくりから地域資源を有効活用するまちづくりへと変わってきました。地域にしかない資源を活かした地域独自の魅力を再認識し、新たな魅力を創出していくことが求められます。我々の地域には七夕文化を取り入れ、地域活性を目的とした七夕まつりがあり、全国的に見ても規模の大きなまつりとなっています。この地域に存在する「七夕」という地域資源を活かして地域活性へとつなげるためには、「まつり」という形態だけでなく、また7月の開催期間に留まらず年間を通じて七夕を感じられる地域ならではの取り組みを行う必要があります。年間を通じた七夕を感じられるまちづくりを推進するうえで、「出会いのまち・願いが叶うまち」をコンセプトとしてこの地域の「七夕のまちひらつか」を創造します。

 

・今を変える責任世代の育成と未来を創る次世代の育成

地域には住み暮らす人にしか分からない歴史、文化、伝統、習俗、人と人とのつながりが存在します。地域が抱える問題・課題に対して行政に頼るのではなく、まず住民が一つになってその問題解決に向かって果敢に取り組んでいく必要があります。地域を想い、地域を愛する人々と共に活動していくことでそこに暮らす人々の意識を変え、それこそが地域の変革へと繋がると考えます。そして、現在から未来へとまちづくりの精神を繋ぎ、住民による地域自治が行われる地域へと変革することが出来きます。

 

・持続可能な地域の魅力溢れる「たから」の確立

まちづくりの起爆剤として大きな可能性を秘めているのが「地域のたから」です。しかしそれは「地域のたから」をつくることが目的なのではありません。その過程に生まれるつながりこそが地域の魅力を向上させ、そこに住む人々の活力が行き交い、エネルギーの交流が図られることで輝く地域となるのです。この地域にも、この地域にしかないストーリーと、「商、工、農、漁業」などの産業、地域を想う人材や将来の地域を担う人材を育成する教育機関など、様々な機関がバランスよく存在します。地域を再生するための地域資源と地域を想う人々とのつながりを活かして、「地域らしさ」を感じられる「たから」を生み出し、その過程を通じて、この地域が他に誇れる輝く地域へと再生することが出来ます。

 

・地域に根ざした企業と地域住民とのつながり

地域には大企業から中小零細企業まで多種多様な企業が存在し、その企業一つ一つが地域を支える原動力となってきました。しかしながら1990年代以来、経済の低迷が続き、残念ながら地域企業は衰退の一途をたどり、大企業の撤退や商店の減少など地域は危機的状況に立たされています。地域の安定的発展を考えるには地域とのつながりを持った地域に愛される企業が必要です。企業が地域を支援し、地域が企業を支援する、互いに支え合い刺激し合う関係性が重要となり、その交流による相乗効果によって地域活性へとつながります。

 

・七夕まつりの原点「地域活性」を目的とした「湘南ひらつか七夕まつり」

我々の地域最大の魅力である「湘南ひらつか七夕まつり」は戦後の焼け野原から地域の復興を願い1950年7月に初めて開催され、1951年7月に七夕の文化を取り入れ、「平塚七夕まつり」として開催されました。地域活性を目的に開催されてきた歴史を考えると、まだまだその可能性は無限に広がっています。この七夕まつりの開催期間に、各地域内で磨き上げられた「人」「もの」「技術」などを結集し、約160万人が訪れるこのまつりの発信力を活かして、「地域らしさ」を地域から、全国へと発信することで地域の新たな価値を創造することが出来ます。

 

最後に…

「あなたという人を見れば地域が見えてくる」

「地域を見ればあなたがわかる」

 

住民自治社会の実現には各地域において、その地域だからこそ出来る取り組みを行っていく必要があります。その根底にあるのは、地域特有の資源を活用すること、そして地域すべてとの「つながり」により活かされた地域を構成する「人」「もの」「企業」であると考えます。

「つながり」に溢れた地域では、その地域住民一人一人が自分たちの愛する地域に誇りを持ち地域再生に向けた行動へと結びます。地域に暮らす人々が互いにつながりを活かす行動を起こすことで、それぞれの取り組みが「地域」という一つの物語を擁立することになり、人・地域がつながりあい、魅力を高め、ひいてはその魅力が地域内外へと伝播され、未来永劫輝き続ける地域となると考えます。