理事長挨拶

【基本理念】
ずっと住みたくなるまちの実現へ
地域・人・企業の魅力を発信する次世代リーダーの育成  
 
【基本方針】
・ 「湘南ひらつか七夕まつり」を通した地域のたからの発信
・ 若者から発信する地域の魅力
・ 地域から求められる人財の育成
・ LOMはひとつ!ALLひらつかJC
・ 多様性ある組織を目指した長短期的な会員拡大
・ 戦略的な組織型情報発信
・ 時代に適した強く優しい組織運営
・ 新しい夢への道しるべ「ビジョン策定」
 
【はじめに】
1951年に「新日本の再建は我々青年の仕事である」という強い覚悟をもって、日本青年会議所は偉大なる歴史の第1 歩を踏み出しました。日本全国で熱い志を持った青年にその運動が伝播し、平塚青年会議所は1959年に164番目のLOMとして設立されました。そして、先輩方の志を脈々と引き継ぎ、その歴史を59年に渡り積み重ねています。社会情勢の変化によって、企業や団体が数多く衰退していったにも関わらず、平塚青年会議所はその歴史を閉ざすことなく続いています。その背景には、先輩方の運動のひとつひとつの積み重ねが、私たちの住み暮らすまちから、絶大なる信頼を得ているという実績があり、平塚青年会議所がこのまちにとって、唯一無二の団体として地位を築いているからであります。青年会議所が地域から求められていること…それは、青年会議所運動を通して育まれた、リーダーシップと情熱溢れる人財に他なりません。だからこそ、青年会議所は「人生最後の学び舎」と呼ばれているのであります。平塚・大磯・二宮の企業撤退と人口減少が進行している現在だからこそ、私たちがやらずして、誰がこのまちの明るい未来を導くことができるのでしょうか。


 
「湘南ひらつか七夕まつり」を通した地域のたからの発信
 
 「湘南ひらつか七夕まつり」は、日本三大七夕祭りの1つであり、その来場者は3日間で160万人以上になる市内最大のイベントです。市内外はもちろん、公共交通機関の利便化と高速道路の整備による県外からの来場者、訪日外国人の増加による海外からの観光客も見込めるようになってきました。2020年東京オリンピックに向けて、今後も来場者が伸びる可能性があることを想定するのであれば、私たちは七夕まつりを平塚の魅力を発信する最大の機会と捉え、まつり開催期間以外にも平塚へ効果を及ぼすための一手を投じなければなりません。
 私たちは、年間を通して七夕が感じられるまちづくりの一環として、七夕グルメを市内の飲食店を中心に創造し、発信しています。しかし、見附台周辺地区の土地整備計画、発信側である飲食店の事業への温度差を考慮すると、七夕グルメの持続性と浸透性に課題が残っているのが現状です。そのため、七夕グルメの課題を解決することよりも、平塚らしい個性豊かな魅力を発信することで、地域の人たちが持続可能な運動を波及させる必要があります。
 七夕まつりをきっかけにまちのことを知ってもらい、興味をもってもらい、そして、再び平塚に遊びに来てもらう…このようなストーリーを描くためのプロローグとして七夕まつりを位置づければ、平塚に与える影響力は限りなく大きくなっていきます。そして、このストーリーはいつか平塚に住んでみたいという気持ちへと繋げることができると確信しています。
 
 
 
若者から発信する地域の魅力
 
 20歳代以下の人口減少が問題になっている現在、子育て世代の人口流出防止は課題のひとつであります。そのためには、若者に地域への愛着を深めてもらい、彼らが家族を持った時には生まれ育った地域で暮らしたいという意識を醸成していかなければなりません。
 2017年に初めて開催した「ひらつかスクール議会(ひらスク)」で、高校生はまちの課題を分析し、その解決策を模索することで、自らの声を発することが「まちづくり」へと繋がることを経験しました。そして、若者らしい柔軟な発想によるまちづくりの提言は、様々な分野に大きな反響を与えました。
 私たちはこの小さな波を大きな波へと育てなければなりません。まず、ひらスクでの提言が単なる言葉で終わることないよう、若者と連携を取って、実現へ向けてサポートする必要があります。さらに、よりたくさんの若者に本事業へ参加参画してもらうために、継続して開催しなければなりません。若者のまちに対する声を積み重ねることで、ひとりひとりの声が同世代へと響き渡ります。さらに、彼らがまちの魅力を共有することで、まちへの愛着が深まり、その波がまち全体へと波及することが期待できます。
 自分のまちのことを知れば知るほど、まちが好きになり、まちについて真剣に考えるようになり、リーダーとして育っていく…郷土愛溢れる若者がまちの未来を大きく切り開くことを信じています。


 
地域から求められる人財の育成
 
 私たちは40歳までという限られた期間しか青年会議所に属することができません。その限られた期間内に、青年会議所メンバーが地域から求められる人財として育つためには、実践的な研修が不可欠であります。
 自らが運動の発信源となることで、その運動を波及させることができる強い発信力を備えている人物こそ、青年会議所に求められている人財ではないでしょうか?そうであるならば、1つの視点からではなく、多角的な視点から運動を分析することで、様々な角度から運動を発信できる発信型リーダーとして、リーダーシップを発揮していかなければなりません。
 このように、メンバーひとりひとりが実践を経て、リーダーとしての自覚が芽生えることで、青年会議所運動の波及へと繋がっていくのです。


 
LOMはひとつ!ALLひらつかJC
 
 過去2年間で30名以上が卒業したことで、私たちは世代交代の時を迎えています。これまで組織の中心として活躍していたメンバーが減ってしまうことで、経験の浅いメンバーが中心になってしまうのが現状であります。この現状を組織のマイナス要因と捉えることもできますが、これは組織力を向上させるための大きなチャンスを迎えていると捉えるべきだと考えます。
 先輩方が代々築き上げてきた強い組織を再び取り戻すためには、自分が行動しなければならないという意識をメンバーが持たなければなりません。自分の能動的な動きがLOMの成果へと直結する…当事者意識を持って各事業に取り組むことで責任感が増し、ひとりひとりの自己成長へも繋がります。
 また、メンバー同士の交流を深めることで、青年会議所運動へのモチベーションを絶えず向上していかなければなりません。そのためには例会の出席率の向上と例会以外でもメンバーが集う機会を設けることが有効的な手段であります。さらに、会社や家族からの理解と協力を得るため、時代と共にLOMに求められている仕組みも議論することが必要になります。
 このような青年会議所でのひとつひとつの経験が、メンバー同士を熱い絆で結び、自身の人間力を磨き、LOMの組織力向上へと発展していきます。
 
 
 
多様性ある組織を目指した長短期的な会員拡大
 
 会員拡大は私たちの組織にとって根幹であり、最大の課題であります。会員拡大30%以上を達成しているLOMは、拡大方法と組織運営の検証を絶えず繰り返した成果が表れている傾向があります。青年会議所しかない時代から青年会議所もある現在では、私たちも長短期の拡大目標を定めた計画的な拡大へと踏み込む必要があります。
 女性会員の割合は、世界の60%に対して、日本JC全体が7.3%と大きく下まわり、平塚青年会議所ではおよそ7%であります。年齢・職業・性別に多様性を持たせることが組織の魅力と組織力の向上へ繋がっている現在、女性のメンバー増加と女性が活躍できる組織の土台構築がLOMにも求められています。そのためには、女性メンバーに優しい制度を設ける必要があります。さらに、組織全体が拡大への意識を高め、メンバーひとりひとりが拡大を担っているという意識を植え付ける仕組みづくりが求められてきます。 
 女性の社会進出、男性の子育てへの参加など時代の変化に柔軟に対応した、選ばれる組織になるための進化をメンバー一丸となって取り組むことが会員拡大へと繋がっていくと信じています。


 
戦略的な組織型情報発信
 
 青年会議所運動をどのように発信するかについては、会員拡大と共に大きな課題であります。メディア戦略としてのメディア関係者との密な関係の構築、効果的なホームページ作成や継続的なSNS発信など、情報過多時代では戦略的な情報発信が常に要求されています。そのためには、組織としての発信と個人としての発信を実施することで、様々な角度からLOMの魅力を発信しなければなりません。まずは、LOM全体で情報を継続的に発信し続けるための仕組みを構築し、組織を通してLOMの魅力を発信しなければなりません。そして、メンバーひとりひとりの青年会議所運動への情熱を発信することで、個性豊かなメンバーを通してLOMの魅力を発信します。
 情報発信側は、質の高い情報をアウトプットするために多種多様な情報を常にインプットし続けなければなりません。そこで、青年会議所の魅力の1つである出向が最大のチャンスになってきます。出向するメンバーひとりひとりが、出向先で学んだことをLOMにどのように還元できるかを意識することで、情報のコンテンツと発信力の強化が期待できます。そのため、組織として積極的に出向者への支援をし、出向しやすい環境を整えていきます。


 
時代に適した強く優しい組織運営
 
 平塚青年会議所の運動の基盤は、安定した組織運営にあります。また、組織力を向上させるためにも、確実な組織運営が土台になければなりません。さらに、2011年の公益格取得により、公益法人としてふさわしい組織運営も課せられています。
 メンバー全員がLOM情報を共有できる基盤を構築し、多様な情報を具体的にかつ迅速にメンバーに発信することで、円滑な組織運営を実現しなければなりません。スケジュール管理、青年会議所運動とメンバー情報の発信、メンバー専用ホームページの設立、SNSの活用など、様々なツールからLOM情報を確実にメンバーに伝えなければなりません。
 時代の変化に適応した柔軟な運営の実現が、強く優しい組織へと進化し続けると信じています。
 
新しい夢への道しるべ「ビジョン策定」
 
 平塚青年会議所は、2008年に策定された「パブリック・コミュニティ・マインド再活〜コミュニティの活性が地域の自治力に繋がる〜」というビジョンを掲げ、地域住民が自ら地域のことを考え、共に支え合う「住民自治社会」を目指して運動をしています。そして、2014年に策定された中期ビジョン「夢きらり 思い繋がる 七夕のまち」によって、その運動が具体的な方向性を示すようになりました。
 これらのビジョンに基づいた運動を振り返ることで、私たちの運動が地域にどの程度波及しているのかを検証します。その検証に基づき、私たちの運動の基盤となる新ビジョンへと発展させます。これまで脈々と受け継がれてきた平塚青年会議所の精神を軸に、2016年度に壮大な夢を描いた「グランドデザイン」という新しい要素を取り入れ、平塚青年会議所の新たな歴史を刻む、大きな一歩を踏み出します。


 
最後に…
 
 人生に偶然はありません。すべては必然であります。そう信じるのであれば、すべてを受け入れてみましょう。そして、自分自身を信じて突き進んでみましょう。案じることは何もありません…私たちには確固たる信念とかけがえのない仲間がいるから…
 
Where there’s a will, there’s a way.
 
意志あるところに道はある…共に進もう新しい時代へ!

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公益社団法人 平塚青年会議所
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